Interview
SUPER BEAVERの真ん中にあるもの
SUPER BEAVERは、Kiss FM KOBE「MUSIC APPLE」4thシーズンを担当。
当時、一人喋りやバンドでラジオレギュラーは初めての経験と話す渋谷さん。
そんな、Kiss FM KOBEの先輩で、所縁もある、
SUPER BEAVERのNewミニアルバム『真ん中のこと』が9月6日に発売。
今回は、ミニアルバム発売に先駆けて、vo.渋谷龍太さんにインタビュー!
まずは、ちょこっと、この番組の企画にお付き合いいただきました。
Newミニアルバム『真ん中のこと』発売記念と題して、
【SUPER BEAVERの“世界の真ん中で愛を叫ぶ!!”】
タイトルにちなんで、“渋谷さんが愛してやまない○○”を叫んでいただき、
そちらについてのどれだけの愛を注いでいるのか、語っていただきました。
渋谷さん:スーパーファミコン「マザー2」
初めて全クリ=全部クリアしたゲーム。
糸井重里さん監修、音楽、セリフやストーリーが魅力。
小学校から20歳まで何回もゲームをクリアするごとに感じることが違った。
大人向けのゲームだったが、それを感じさせずに小さい子でも楽しめた。
思い出は、ハッピーハッピー村や必殺技の名前を決めるシーンの話。
そんな愛してやまない話から、バンド名は実はカッコよく思ってない?
なんて、話になってしまいました!バンド名は、決めこめた名前よりは、
ちょっとダサい方が本当はよかった。と思わず、そんな話も出てしまいました。
そして、今回のインタビューのメインでもあるのが、
Newミニアルバム「真ん中のこと」
今のSUPER BEAVERだからこそ歌える歌がギュッと詰まっている。
自分たちが信じる“ど真ん中”をまっすぐに進むと決めたその決意でもあり、
宣言のようなアルバムについて、じっくりと聞きました。
【アルバムタイトル/リードトラックタイトル】
真ん中のこと、という表現は、一般的なバンドマンのイメージと結びつかないという話から、
SUPER BEAVERは、音楽を帰して繋がる人を大事にしている。
今回のアルバムを作ったのは、自分たちの真ん中を、核となるものを再認識した。
【今回のミニアルバムづくり】
タイトルは最後で、コンセプトは最初に決まった。実は、こういうパターンは初めてのやり方だった。
ライブを意識しながら、楽器隊に楽しんでほしい。
こんなことをやってみたらいいと思ったことをメンバーに提示した。
リズム隊については、楽器陣の振り幅がほしかった。
このバンドは、ポップミュージックが好きな集まりだから、
楽器でもっとあそんでみてもいいと思った。
音楽をする上で、真面目と面白いの両方が必要だと考えている。
今のバンドならそれが活かせると思ったからこのアルバムができたそうです。
これが、今回のタイトルやテーマにもつながっているんですね。
今のこのバンドの真ん中にあるものをもっと深く知るために、
楽曲づくりについても聞きました。
【SUPER BEAVERバンドの役割】
作詞作曲は柳沢さんが担当。
渋谷さんはこのバンドで歌うことについて、
12年バンドをやって、自分よりかは、バンドの言葉として歌っている。
3~4年前から渋谷さんのインタビューやMCをヒントに柳沢さんが曲を作ってくれている。
例えば、ライブMCでよく言う言葉の「君」から「あなた」へ変えたこと。
このバンドは、それぞれバンドを代表して、曲を作る、歌う、音を奏でるという関係性でやっている。
それぞれが役割をきっちりわかってやっている。
今は、柳沢さんからの次の曲の提案もあり、良いサイクルで曲作りができている。
【SUPER BEAVERのライブの意味】
ライブで意識していることは、みんなが一緒になれること。
人数が何人だろうと、ライブは一対一の対話だと思う。
オーディエンスのレスポンスは、頷き。その一歩先のその次の球をお客さんから投げてほしい。
そこから感じたものを新しい曲やバンドに変わるためのきっかけづくりとして設けている。
こんなにも真っすぐなんだけども、面白さも両立している、
だからこそ、今回の作品のような「真ん中のこと」というような、
ロックとは違って思えるものも、実はSUPER BEAVERにとっては、
このストレートな表現こそがロックということなのかもしないですね。