イマドコ7月3日(金)

こんにちはd(ゝ∀・*)

歌が大好き!楽器は…出来ません!笑)が、

とにかく音楽が大好きな金曜日リポーター、宇田満里子です(*^◯^*)!!

今週のココドコは“音”にスポットを当ててお送りしている音週間(b゚v`*)

そんな最終日の金曜日、私がご紹介した“音”は、こんな歴史の誇る音達でした!

まずお伺いしたのは、姫路市龍野町にある『春霜堂』。

昔ながらの町家の香りが残っているのは外観だけではありません。

中にお邪魔してみるとそこは全く私の知らない世界…(°_°)♡

↑昔を思わす写真ならなんでも

実はここ春霜堂は、明治大正の歴史資料館であるとともに、

ボランティア的な運営で、歴史と伝統の町 姫路の文化発信基地として親しまれているのです´◡`

ここに…音?

と思ったそこのあなた!!!

昔からの歴史がそのまま残っている資料館だからこそ聴ける

“すごい音”がここにはあるんだとか!!

なんとそれは……

110年も前のエジソン式の蓄音機!!!!!

たまにインテリアとしては見かけることもありますが、

110年以上も昔の蓄音機がそのままの形で残っているなんて∑(゚Д゚)!

更にこの蓄音機、ご主人の高端さんは「動くのかな〜(^_^;)?」と心配されていましたが…

しっかり音を奏でてくれましたΣ( ꒪▽꒪)!!

素朴で懐かしく芯のある綺麗な音色です。

アナログのくっきりした軽快な音楽が鳴りだした時は、

あまりの感動にワッと歓喜の声をあげてしまった私(*>ω<*)♡

110年も前の蓄音機なのに、こんなにクリアに音が楽しめるんですね(。Ő▽Ő。)ノ゙

実はこの黒いラッパの部分はつけ外しが可能で、ラッパをつけることにより更に音に広がりがでることも学習(・∀・)

現代でいうCD=「ろう管」も当時のまんま残っていて、これまた歴史を感じます(❛ᴗ❛人)✧

エジソンの蓄音機開発のもとになったのであろう、シリンダー式のオルゴールも

コチラ春霜堂で見せていただきました!

しかもこのオルゴール、3曲連続で鳴るんですよ!(..◜ᴗ◝..)

偉大なる発明家エジソンをこんな身近に感じられるなんて、幸せ♡

このような音だけでなく、

資料館ならでは!所狭しとどっさり並ぶ古書や当時の教科書に、

また春霜堂名物?!

平成親父ギャグ大番付や、平成播州ことば大番付、

平成健康長寿の秘訣大番付までしっかり拝見(人''▽`)

ん〜♡親父ギャグ好きのウダマリを唸らせる作品だらけやないか〜い(*゚∀゚*)ムッハー!

実はこちら、特別にキスナーさんへということでプレゼントして頂きました(*>ω<*)

ご希望の方はココドコ宛にメールでご応募くださいね☆

(数に限りがあります。)

なお、当選の発表は、発送をもって代えさせていただきます。

ご出演いただきました高端敏之さん、ありがとうございました^ - ^

「春霜堂」見学のご希望はこちらからお願いします

☎080-1416-3760(明治の町屋 春霜堂(しゅんそうどう) 高端(たかはし)さん)

 

続いて向かったのは、

同じ姫路市内「伊伝居」にある『明珍火箸本舗』!!

明珍火箸といえば、

兵庫県の伝統工芸にも指定されている

日本を代表する伝統工芸品です。

平安時代から続く明珍家は、

もともと甲冑や鎧の製作を行っており、

それが時代とともに甲冑や鎧から火箸へと形を変えていったのです。

またこの火箸が触れ合った時に生み出される美しい音色は全国的にもとても有名で、

それはあのスティービーワンダーや富田勲さんなども惚れ込み大絶賛するほど。

あの高音質を誇るSONYのマイクの音質検査に使用されていたり、

97年には財団法人 日本オーディオ協会から

音を通じて社会貢献をした人に送られる「音の匠」にも選定されました。

今日はそんな火箸の音色を実際に聴かせて頂いたのですが、

すう〜っと心に澄み響く心地良い高音。

透き通るような澄んだ音は柔らかく余韻が残り、

ゆっくりと空気中に溶けていくのです。

空気中に溶けた後もまだ耳には心地良さが残っていて

心が洗われたかのような気分に。

それはもう、言葉を失ってしまうほどの感動でした。

これぞ匠でしか生み出すことの出来ない神秘的な音色なのですね。

この澄んだ神秘的な音を活かして誕生したのが、「明珍火箸風鈴」。

風に吹かれ吊り下げられた4本の火箸が触れ合う音は

まさに芸術です。

現在まで受け継がれてきた技術や音は、

まさに代々の匠が紡いできた宝物。

これからも受け継がれていく明珍家の伝統の技と宝物は、

私達にやすらぎを与えてくれることでしょう。

今日はとてもお忙しい中、

ご出演頂きました52代目明珍宗理様、

そしてご協力下さったご家族様。

本当にありがとうございました。

静かに鉄を打つ匠の背中はとても大きかったです。

歴史ある深い音に出会えた金曜日の音週間でした(^^)