デザイン都市・神戸

こんにちは(*´∀`*)
お盆休みは避暑地へ旅行に行ってきます♫
うだまりリポーターです!!

 

今日は
デザインクリエイティブセンター神戸 KIITO から
NO PROBLEM展についてリポートをお送りしました。

 

NO PROBLEM とは、
製品の製造過程で必ず生まれてしまう
“B品” と呼ばれる製品を
NO PROBLEM! 問題なし!
として受け入れるということを通して、
今の日本におけるデザインと生活の風通しを
良くしようとするプロジェクトです。


〜プロジェクトの始まり〜


インドの理化学ガラスメーカーから輸入販売している
VISION GLASS JP という方達が
日本に入ってきたグラスを検品したところ
なんと、最初は6割もがB品になってしまったんだとか…

 

そこで、インド側に検品を厳しくするよう伝え
B品になるものは減ったそうですが
それでもB品が出てしまうので
何とかしないといけないと思ったことと、
こちらがB品と思っても現地の人にとっては
NO PROBLEM! 機能的には問題ないよ!
との考え方だったので、
こちらもものに対する価値観を少し変えるべきでは?


とこのプロジェクトが始まったそうです。

 

では実際に、現在 KIITO で開催されている NO PROBLEM展
どのようなものになっているかというと??

 

まずは、
VISION GLASS の製造工程や
どのような段階で傷やB品になってしまう原因が起こるのかが紹介されています。

傷の種類や、
傷に名前がつけられ展示されています。

この傷のネーミングセンスが面白いのです!笑
さむらい・ゆがみ姉妹 など
ユニークなネーミングと傷を照らし合わせて見ると
愛着が出てくる不思議(*´∀`*)♡

 

また、傷の少ないもの〜多いものまで
グラスが並べられていて
来場者の方に
どこまでなら対価で購入するのをOKするか?
を投票してもらうコーナーもあります。

 

そして、今回の展覧会に向け結成された
NO PROBLEMプロジェクトチームの方々が、
日本のメーカーや問屋さんなどの立場の方に
B品の考え方について取材したタブロイド紙の販売も行っています

その各メーカーや問屋さんが扱う良品とB品を
じっくり比べられる展示もあり☆

消費者の価値観がそれぞれ違うこと、
B品にはB品の良い味があるということ。
考えさせられることは様々ですが、

私はB品ならではの個性が好きで、
愛着が湧かずにはいられませんでした(*´ω`*)

 

 

また、8月13日(日) には
実際に参加者が
VISION GLASS の検品を体験するワークショップも行われるのだとか!!!

 

こちらはインドから届いた段ボールを開封し
どのようにVISION GLASS JP が検品を行なっているのか
皆さんにも検品してもらおうというもの(^^)
どのような割合でB品が出ているのかを体験してもらい
参加者同士の価値観も考察して頂きます。

 

(最後には検品したグラスの中から
自分へのお土産も持ち帰られる…だとか♡!?)

 

私は今までB品について
じっくり考察したことがなかったので
いざ自分で検品となると凄く興味深いですし、
それぞれの価値観が現れるのが
また面白いところなのではないでしょうか(^-^)

 

 

このワークショップは

 

8月13日(日) 13時〜15時30分〜の 2回。
KIITO 2F ライブラリで行なわれます。
参加費はお一人様あたり1000円
定員は 各回8名で 事前申し込み制となっています。

 

 

To“B”,or not to “B” ー 日用品をとおして生き方を考える。
NO PROBLEM展



最終日は 8月13日(日)です。

 

 

皆さんの “モノ”についての価値観が変わるかもしれません(^-^)

 

是非、足をお運び下さいね!!

 

詳しくは、こちらから☆
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/22374/

ご出演頂きました KIITOの坂本さん、
ありがとうございました。