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Good Stuff vol.867

Good Stuff(火)「自分の力で肉を獲る-10歳から学ぶ狩猟の世界-」

良いものを幅広くご紹介する、グッドスタッフ。

 

京都在住の猟師、千松信也(せんまつ・しんや)さんが今年出版された

「自分の力で肉を獲る -10歳から学ぶ狩猟の世界-」という本をご紹介しました。

 

 

千松 信也さんは、1974年に兵庫県伊丹市にお生まれで、

京都大学文学部在籍中に狩猟免許を取得。

現在、運送会社で働きながら京都の山で猟を行う猟師さんです。

鉄砲による猟は行なっておらず、わな猟で獲物を捕らえておられます。

猟師歴19年、2児のお父さんで、今は息子たちと一緒に山に入る事も多いということです。

 

この本の帯には

「無人島に漂着しても、この本さえ読んでおけば肉にはこまらない!」

とあります。

 

わなの仕掛け方から、獲物のしとめ方、解体の手順までがていねいに解説。

狩りの基本や日々の生活をつづりながら、

人間と自然との関係を深く見つめる内容となっています。

 

猟は法律で、18歳以上からしかできませんが、

猟について学ぶことは何歳からでも出来ますよね。

千松さんは10歳の頃の自分に送るつもりでこの本を書かれたとのことです。

 

実家が兼業農家で、小さい頃から野菜は自分たちで育てたものを食べるのが当然。

でも、お肉はスーパーですでに捌かれたものを食べる事に

どこか違和感をもっていたそうです。

 

それが今では自分で猟をして獲物の命を奪い、その肉を食べるという立場になることで、

ずいぶんとご自身の気持ちがすっきりしたと語っておられます。

 

自分の知恵を使って獲物を獲るということが、とてもワクワクすること。

そして、自分自身の力で獲物を獲り、肉を手に入れるというのはやっぱり特別すごいこと。

はじめて獲れたシカと向き合ったときはめちゃくちゃドキドキしたし、

その生命を奪うときはとても緊張したと、この本にも書いていらっしゃいます。

 

この度、千松さんが、最初に出版された著書

『ぼくは猟師になった』が映画化されて、8/22から全国順次公開されます。

千松さんの暮らしに700日間、密着したドキュメンタリー映画。

兵庫県では、9/12(土)元町映画館で上映予定です。

 

千松さんの暮らしや自然との向き合い方を通じて、

人間と動物の関係や命について考えることは、

お子さんや私たちにとっても非常に大切なことだと思います。

夏休み、お子さんに読んでもらいたいオススメの一冊です。

 

 

radikoでもう一度聴く!

http://radiko.jp/#!/ts/KISSFMKOBE/20200811140000