KOBE MUSIC ATLAS

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毎週土曜
19:30 ~

この番組では音楽を味わえる神戸のお店を紹介していきます。
「音楽を楽しみながら…」というスタイルを皆さんの生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
あなたの好みにあったとっておきのお店が見つかるかも…。

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2016/1/30 『BO TAMBOURiNE CAFE』

第13回目にご案内するお店は元町・トアウエストにある「BO TAMBOURiNE CAFE」。
案内人は2回目の登場となる「クマちゃん」ことワタナベフラワーのクマガイタツロウさん。

BO TAMBOURiNE CAFEのオーナー中原さんは以前川西市でお店をされていたことがあり、ワタナベフラワーもバンド結成当時、川西市のスタジオで練習をしていたり、バンド名も川西市に実際にある花屋さんからとっていたりと「川西市つながり」で二人の距離が縮まったところで、お店の名前「BO TAMBOURiNE CAFE」の由来を伺ってみると、「僕、『BO GUMBOS』っていうバンドが好きで、2005年くらいにトリビュート版が出て、トリビュートバンドが出演するライブを見に行ったんです。そのライブがすごい良くて、もともと「BO GUMBOS」ってニューオーリンズの音楽をベースにしてるっていう部分があって、僕もアメリカのソウルとかブルースとかが好きだから、ニューオーリンズに行きたいなと思って、翌年にメンフィスからニューオーリンズまで旅行したんです。で、お店を始めるときにその時に撮った写真や行ったお店を参考にしたんです。だから、名前を付けるときに「BO」は付けたいなと思って付けたんです。」と、まさに音楽に動かされたエピソードを話してくれました。
そんなBO TAMBOURiNE CAFEはクマちゃん曰く、オシャレなんだけど気を使わない感じが落ち着けるお店と話していましたが、オーナーの中原さんによると、カフェっていうと女性のイメージがあるけれど、BO TAMBOURiNE CAFEは男性のお客さんも多いとおっしゃっていた点も「気を使わないオシャレ感」が受け入れられての事なのでしょうか。

オーナーの中原さんにお店のこだわりを伺ったところ、実際に向こう(アメリカ)に行ったら食べたり飲んだりできるものを提供するというのが中原さんの中での「決め事」だそうで、カクテルもアメリカのダイナーやバーで出されているようなものを用意していたり、外国の方が老若男女ハンバーガーとシェイクという組合わせを楽しんでいるのを見てシェイクを提供できるようにしたりと、「できるだけ向こうの形に近付けて提供する」のが理想だそうです。

今の場所にお店を開いて8年目という中原さんに神戸の好きな所を伺ってみたところ、まず一言、「コンパクトなところ」と答えてくださいました。
中原さんのいう「コンパクト」とはモトコーのような雑多な部分と居留地のようなオシャレな部分がすぐ近い距離にあってどちらも楽しめる点や、いいお店が近い距離にあるので、自転車とか徒歩で回れる距離にあるところが他の街とは違って好きな所だそうです。

最後にクマちゃんにお店の感想を聞いたところ、オシャレだけど落ち着ける雰囲気で、お店の雰囲気や置いている物なんかが子供を連れてきても喜ぶかもしれないと話してくれました。
きっとオーナーの中原さんの「受け入れる」雰囲気がBO TAMBOURiNE CAFEを「神戸っぽいお店」にしているのかもしれません。

BO TAMBOURiNE CAFE

〒650-0012 神戸市中央区北長狭通3-3-7 JK CROSS 1F
TEL:078-332-2778
営業時間:12:00~23:30
定休日:不定休