お話を伺った大類さんは、お医者様として災害医療をやっておられた際、現場で無力さを感じたことも多くあったそう。その時の経験から、現地の医療を育て、またお医者様としても、もっとこのような途上国の現場を根本から改善できるよう、公衆衛生学を使った理論的な支援をしたいと考えられ、Future Codeを創設することとされました。医療の普及や水と衛生の改善、飢餓、貧困の削減に努めていることが主な活動で、現地の平和への貢献となるよう努力されています。また、この近年では西アフリカのブルキナファソでは、シアバターが原産地で、このシアバターを高品質に製造し、日本に輸入して高品質なハンドクリーム「hadanishea」という商品を製造・販売されています。シアバターの原材料を買うことで現地の現金収入にもなり、また日本で作られたハンドクリームの売り上げは、医療支援となり、再投入される取り組みを行っておられます。品質にはこだわって、保湿力はものすごく高いのに、それでいて、サラサラしてべたつかないというものになっています。 このハダニシアが売れることで、SDGｓの貧困解決と医療の普及という2つの目標の直接的な改善が期待できます。