肥料には「肥料三大要素」＝窒素、リン酸、カリウムが含まれています。窒素は、葉っぱを元気に。カリウムは、根っこに。リン酸は、花を咲かせたい！実をつけたい！時に必要な要素です。それぞれの要素に意味があって欠かせないんです。日本ではこれまで「リン」の９０％輸入に頼っていました。リンは「リン鉱石」山からとれる石に含まれているものですが、日本には、そのリン鉱石がとれる山がなく、リン鉱石・・リン酸の形にしてもらったうえで輸入してきました。しかし、神戸市がいろいろ研究した結果・・・下水を処理するときに出る汚泥から、そのリンを取り出すことに成功！！東灘下水処理場でリンが取り出されています。海外からの輸入が減るという面では、海外からの輸送してもらうときに出てしまうＣＯ２の削減にもつながっています。「気候変動に具体的な対策を」という目標達成にも、つながる取り組みです。