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「がんに対する偏見」や「がん教育の重要性」  3月2日に神戸国際展示場で市民公開講座 開催

がんは国民の二人に一人が罹患する病気となり、さまざまな新しい治療法や検査法が開発されながらも、まだまだ十分な医療体制というわけにはいかず、がんを宣告された方およびそのご家族の不安や心配は想像するに余りある状況です。「よくわからない病気、すぐ死ぬ病気だ」とか、「抗がん剤治療」と聞くと、「副作用がかなりひどい、髪の毛が抜ける、吐く」などの偏見のイメージを持つ方が非常に多くいらっしゃると思います。しかし実際の医療現場では一律、そうではないこともありまして、治療をすれば生きられる時間を延ばすこともできる場合もありますし、副作用は対策をすれば予防できる場合もありますし、脱毛しない、吐かない抗がん剤も中にはあり、また吐き気は予防薬を適切に使用すれば予防できる場合もあります。このように皆さんが思われている現状と違うという現状も中にはあります。いま子どもたちは、学校で「がん」について学んでいるそうです。3月2日には神戸で、特に「がん教育」に焦点を当てた市民講座が開催されます。「がん教育」は、社会としても大切な活動として現在取り組みがなされています。“がん”という疾患を、次の世代にどう伝えて行けばよいのか。そして、正しい理解と知識をもって、“がん”に罹患したとしても豊かで充実した生活を送るために、何ができるのか。ということを皆さんとともに考えるきっかけとなる会になればと思います。ぜひふるってご参加ください。

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