デザイン都市・神戸

こんにちは!
リポーターの宇田満里子です(^ー^)★

 

今日のデザイン都市・神戸は
デザインクリエイティブセンター神戸 KIITO
からお届けしました!

 

 

なんとこの度 ここKIITO
長きにわたり適切な維持保全を実施したり
優れた改修を実施した既存の建築物に贈られる

 

BELCA賞の ベストリフォーム部門
受賞したのです!!!!
おめでとうございます\(//∇//)\!!


今回のリポートは
このことについてお話を伺いましたよ♫

 

まず、このBELCA賞とは…??

 

社団法人 ロングライフビル推進協会(BELCA)が
年に1回選定しているもので、
建物の設計者や施工者、
建物を運用している全ての関係者が連携し
その建物が活用出来ているかどうかを評価される賞のことです。

 

書類審査や現地審査を経て
全国で10件が選定され、

 

継続して維持保全に努めた ロングライフ部門と、
改修によって画期的な活性化を図った
ベストリフォーム部門の2つがあります。

 

過去にも神戸市では
さまざまな建物が受賞しているのですが

 

今回 ベストリフォーム賞を受賞したのが
ここ KIITO なのです!!!


評価されたポイントは、
生糸検査所として建設された築90年の歴史的建物
用途が異なる新しい

デザインクリエイティブセンターとして生まれ変わり
現在も市民の皆さんに安全に使い続けられている
ということだと言われています(^-^)

 

改修時には
構造や設備面でも大幅に手を加えながら
当時のデザインはそのままに
快適性の確保を行いコスト縮減も両立しました。

 

また、その後の運用もとても活発で
神戸市が推進するデザイン都市・神戸の
KIITOでの取り組みが高く評価されたのでは…と\(//∇//)\

 

実際に審査委員の方からも
ここにしか無い、全国に誇れる施設 として
高い評価を頂いたそうです!!

 

嬉しい♡!!

 

では、
リフォームでは
どのような点を配慮したかというと…?

 

★当時のデザインをそのまま残す★


当時の内装デザインを壊さないよう耐震要素を設計し
現在の法規に適合する耐震安全性を確保しています。

 

★完全にリフォームし過ぎないこと★


完全に新しくし過ぎると
昭和初期の味わいがなくなってしまうため
例えば、

天井を見上げると鉄骨の塗装はそのまま。

床材も補強工事を行いつつも
当時のものをまた張り直して復旧しています。

 

階段や扉はそのまま残っていますよ(^-^)

 

★別のものとして転用するアイディア★


例えば1階のカフェは当初は検査室だった為、
当時の検査機器をそのままのこし
現在はカウンターとして利用しています♫

自然と溶け込みお洒落です( ^ω^ )

 

更に昔のスピーカーが照明器具に!

その他にも 生糸検査所ならでは!
様々なところで生糸検査で使われたものが
活躍しています(*^▽^*)

 

このように、
リフォームにおいては
手間暇の積み重ねによって
当時の雰囲気を壊さずに継承できたことが
高評価に繋がったのではないでしょうか( ´ ▽ ` )

 

歴史的建築物の維持保全に努めながら
必要なところは改修し、
デザイン都市・神戸の拠点として活躍しているKIITO


この度は本当に受賞
おめでとうございます!!!

 

ご出演頂きました
KIITOの改修を設計された
株式会社 佐藤総合計画 関西事務所
プロジェクトリーダーの前田さん

 

ありがとうございました。