世界トップシェアを誇る、「舶用レーダー」で有名な古野電気株式会社。ここ数年、特に力を入れられている事の１つが「養殖支援」です。SDGsの目標の１つ「海の豊かさを守る」ためにもお魚をただ獲るだけではなく、意識的に育てて、増やしていく努力は必要です。そこで、「養殖魚の魚体重推定システム」を開発されました。生け簀の中にカメラを入れて、５分ほど水中を収録します。その画像をAI技術で解析して、魚の重さ・大きさの平均を出す・・といったシステムです。たとえ、濁っている水の中でも、弊社ならではの画像処理技術で、魚の輪郭をくっきりさせて、正確に魚の大きさや体重を把握できるそう。出演いただいた河合さんは、「カメラを売っているわけではなく、安定した養殖経営に貢献することを目標にしています！」と話してくださいました。こうして養殖を支えることが、SDGsの目標の１つ「海の豊かさを守る」事、世界中で魚の需要が増えている中「産業と技術革新の基盤を作ろう」というもう1つの目標達成にも、つながってきそうです！