スペインのマドリード国際映画祭で、
鈴木紗理奈さんが最優秀外国映画主演女優賞を受賞されたことでも話題なのが、
映画『キセキの葉書』。
その主人公が、西宮市在住の童話作家の脇谷みどりさんです。
原作は、脇谷さんの著書『希望のスイッチは、くすっ』。
実話なんですよ。
当時、脳性麻痺の娘を持つた脇谷さんは、母親が認知症と鬱になり、親元に駆けつけらない。
「せめて今日一日生きていて欲しい!そして翌日に配達されるハガキを待っていて欲しい!!」と。
毎日送られたハガキは、なんと13年11ヶ月で5000通。
約14年間も送り続けられるなんて驚きです。
映画を鑑賞された脇谷さんは、観客と同じで主人公を応援したくなる気持ちになったそうで、不思議な感覚だったとか。
脇谷さんの会話からは、悲壮感がなく、力強い言葉、そして明るい人柄。
お話を聞いているだけで、困難に立ち向かう姿に、只々凄いと感じました。
来週28日の放送も脇谷みどりさんに登場していただきます。
どんなお話が聞けるのか楽しみですね。
10月21日放送のオンエアー曲は、
やさしい気持ち / CHARA
脇谷さんのように、
寛大で、”やさしい気持ち”で人に接したいですね。
実はこの曲、もう20年前の曲なんですよね。1997年発売です。
皆様からのリクエスト&メッセージお待ちしています。
『ヒマワリらじお』番組ディレクター 稲田 勇