約1000年の歴史を誇る杉原紙。
杉原紙は日本の代表的な紙としてこの国の文化を大きく支えてきました。
兵庫県多可町の北部・杉原谷で生まれたこの和紙は、
1300年の歴史ある播磨紙の系統を引くと考えられ、
今も古の技を受け継いでいます。
多可町の奥深い谷から湧き出る冷たく澄んだ水と、
雪の舞う厳しい気候風土から生まれる和紙は、
やさしい白さと温かみのある柔らかさが特徴です。
杉原紙研究所では、紙漉き体験も出来るそうです。
見学者は、藤田さんをはじめとする職人さんから手ほどきを受けながら、
和紙について学びながら遊ぶことができます。
高級なイメージがある和紙ということで敬遠されがちですが、
ウォーキングブームもあって、
最近では、御朱印帳に使われて、よく売れているそうです。
他にも、杉原紙で作られた座布団も人気だそうです。
番組アシスタントの要さんからは、
スマホケースを作ってみてはと提案がありました。
杉原紙の手触りを常に感じられていいですね。
杉原紙研究所の藤田さんから、
『近くには杉原紙の販売所、展示室の他、道の駅や由緒ある青玉神社などがあるので、ゆっくり過ごすことができるそうです。小さなお子さんもたくさん来られているとのこと。
是非、家族やグループでお越し下さい。』と語っていただきました。
9月4日のON AIR曲は、
19
「あの紙ヒコーキくもり空わって 」
リクエスト&メッセージお待ちしています。
『ヒマワリらじお』番組ディレクター 稲田 勇